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コロナド()は、アメリカ海軍の哨戒フリゲート。タコマ級フリゲートの1隻。艦名はカリフォルニア州コロナドに因む。'')は、アメリカ海軍の哨戒フリゲート。タコマ級フリゲートの1隻。艦名はカリフォルニア州コロナドに因む。 == 艦歴 == コロナドは海事委任契約の下1943年5月6日にカリフォルニア州ウィルミントンのコンソリデーテッド・スチール社で起工した。当初はPG-146(砲艦)として認可されたが、1943年4月15日にPF-38(哨戒フリゲート)に艦種変更された。1943年6月17日にJ・R・クラッチフィールド夫人によって命名、進水、1943年11月17日に艦長N・W・スプロウ沿岸警備隊少佐の指揮下就役した。 コロナドは1944年2月8日にカリフォルニア州サンディエゴを出航し、ヌーメア、オーストラリアのケアンズへの船団護衛を行った。ニューギニアを経由しケアンズには3月25日に到着した。マヌス島への上陸部隊の支援として兵員および物資輸送船の護衛を行った後、コロナドはニューギニア西部での作戦に参加するため同海域に戻り、5月28日から6月17日までビアク島上陸に、8月15日から18日まではケープ・サンサポア、9月15日にはモロタイ島での戦いに参加した。 コロナドはレイテ島の戦いに参加するため1944年10月10日にフンボルト湾を出航し、その後12月15日までレイテ島とニューギニア間の哨戒および船団護衛任務に従事した。マサチューセッツ州ボストンでオーバーホールを行い、カスコ湾で回復訓練を行った後、コロナドはワシントン州シアトルに向かい1945年4月26日に到着した。6月7日にアラスカへ向けて出航、6月25日にアラスカ州コールド・ベイでソ連海軍の士官4名と兵員45名を訓練のため乗艦させた。 コロナドは1945年7月12日にコールド・ベイで退役し、レンドリース法に基づきソ連海軍に貸与された。ソ連では「護衛艦」を意味する「EK」の略号を付与され、EK-8(エーカー・ヴォースィェミ)の名で7月23日に太平洋艦隊に編入された。ソ連海軍では、8月15日に行われた清津上陸作戦に参加した。 ソ連海軍での活動後、1949年10月16日に横須賀でアメリカ海軍に返還され、同地で保管された。1953年1月14日に相互防衛援助計画の下海上自衛隊に貸与され、すぎ(PF-5) として就役した。すぎは1957年9月1日にPF-285へ艦番号が変更され、1969年3月31日に退役し、1971年7月9日にアメリカ海軍へ返還された。 コロナドは第二次世界大戦の戦功で4個の従軍星章を受章した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コロナド (哨戒フリゲート)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 USS Coronado (PF-38) 」があります。 スポンサード リンク
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